岩倉使節団150年記念シンポジウム/米欧亜回覧の会設立25周年プロジェクト

会の概要について

この会は、岩倉使節団とその記録「米欧回覧実記」に関心を抱く人々の集まりです。
この歴史的な大いなる旅と「実記」は、まさに「温故知新」の宝庫であり、この素材を基に歴史を学び、現代の直面する問題についても考え、自由に語りあう会です。

設立は1996年、「米欧回覧実記」を読むことから始め、「岩倉使節団の歴史的意味」を調査研究する領域に展開、さらには「現代の直面する問題」についても討議し「日本の未来」へも思いを馳せてきました。

岩倉使節団150年記念シンポジウムについて

本年はその岩倉使節団が派遣されて150年目にあたり、併せて当会設立25年にもなりますので、それを記念して次のような行事を行うことになりました。名付けて「岩倉使節団150年記念シンポジウム」です。

特筆すべきは「岩倉使節団総合データベース」の作成です。それはこれまで長年にわたって集積してきた調査資料の集大成を意味する「岩倉使節団大事典」的構想です。

さらには、それを基盤としたセミナーシリーズを企画しています。

第一は、この大旅行「米欧亜632日の旅」を最新のデータを活用して再現するプロジェクトに依るセミナーであり、1871年12月23日の「岩倉使節団の出帆」から始まる旅の行程を150年後の本年12月23日にオープンする総合データベースを駆使し、最新映像も混じえて紹介していこうというものです。

第二は、岩倉使節団の群像が「明治日本の近代化」にどのような影響を与えたかを、政治、経済、社会、教育などの分野別に考察するプロジェクトに依る「岩倉使節団の意味を問う」と題したセミナーです。こちらも過去データベースに蓄積された岩倉使節団の群像の情報を駆使してまいります。

第三は、「地球の限界に達した現代文明」の先にある姿を、明治創業の原点に回帰して根本から考え直し、「令和日本のヴィジョン」として描き出せないかを考究するプロジェクトに依るセミナーです。
そして、その三つのプロジェクトのまとめとして、2022年の12月3、4日に総括シンポジウムを開催する予定です。

各セミナ―は基本的にオンラインを主として開催しますが、時にはリアルとのハイブリッドで行なうことも視野にいれています。本プロジェクトは一年間にわたって行われるものであり、具体的なセミナー内容とスケジュールはその都度、ホームページにおいてご案内して参りますので、ご関心のある方はどうぞご参加くださいますようお願い申し上げます。

特定非営利活動法人 米欧亜回覧の会 Iwakura Mission Society

理事長  泉三郎