「米欧回覧実記輪読会」カテゴリーアーカイブ

実記を読む会:5月部会報告「第30・31章」

<参加者6名。第30・31章を対象に数個所の音読を交え内容のまとめと解説を行った>

一行は9月7日マンチェスターから鉄路でグラスゴー市(以下G市)へ。経由地カーライル市以北がスコットランドであることから、スコットランドとイングランドの歴史的抗争の遺産、ハドリアヌスの長城とアントニヌスの長城及びスコットランド独立の英雄戦士W.ウォレスの生涯を描いた映画「ブレイブハート」の紹介を加えた。 続きを読む 実記を読む会:5月部会報告「第30・31章」

実記を読む会:3月部会報告

2017年3月24日
第26巻及び27巻 リヴァプール府(市)の記

はじめに英国回覧の日程を通覧。使節団は明治5年7月13日リヴァプールからロンドン入り後、11月15日ロンドンを発つまで実に122日間、英国に滞在する。主要な12都市を巡り、政治社会制度を含め、産業、工業を中心に英国の国力の基盤を具に視察し記述する。 続きを読む 実記を読む会:3月部会報告

米欧回覧実記輪読会:11月部会報告『第二巻アメリカ合衆国総説』

日時:2017年11月8日

参加者:七名 「総説」では、久米は常に、使節団から持ち帰った統計・地図・パンフレットなどを使って全力で、当該国の概要を記述する。地勢、地図、河川、湖、山脈、歴史、気候、農・畜産物、鉱産物、工業、貿易、人種、言語、教育、宗教、通貨、度量衡など満遍なく詳述する。今回は、地図を参考にしながら,読み継ぐ。久米の総説はモデルがあった。ブリッジマン著『大美連邦志略』(アメリカの地誌を、清国との対比で書いた)と『海国図志』(清国の魏源が、イギリス人ヒュー・マレーの『世界地図大全』を漢訳したもので、100巻に及ぶ大著。アヘン戦争で屈辱を味わった清国大臣の林則徐が、魏源に完成を示唆したもので、幕末の日本で何冊も部分訳されて広く読まれて、アヘン戦争のような目に遭わぬようにと佐久間象山や横井小楠などを始め、尊王攘夷志士たちに多大な影響を与えた)や恐らく福沢諭吉『西洋事情』などを参考にして構成されたと思われる。貿易、交易に物流(鉄道、海運)の必要性も強調する。1867年にロシアからアラスカを750万ドルで、仏領ルイジアナを1803年、フランスのナポレオンから、一エーカー13セントで買い取っている。仏領ルイジアナは、当時アメリカの四分の一を占めていた。なお、1870年のアメリかの人口は3887万人、日本は3441万人であった。アメリカの州名、都市名や河川、山脈の名にもネイティブ・アメリカンの部族名が多用されている。お馴染みのポーハタン号やサスケハナ号の船名も部族名由来である。因みに西部劇『駅馬車』はアパッチ族に襲撃される話で、使節団渡米の前後の話。アパッチ首長ジェロニモは1886年に降伏している。(文責:小野)

米欧回覧実記輪読会:9月部会報告「再スタート」

9月13日「米欧回覧実記輪読会」開催報告

これまで長い間国際文化会館で開催されて来た「米欧回覧実記を読む会」は、今般開催場所を日比谷図書文化館4階セミナールームに移し、「米欧回覧実記輪読会」として再スタートすることになりましたが、初回の9月13日(水)には新旧会員11人が参加し、賑やかにスタートすることが出来ました。 続きを読む 米欧回覧実記輪読会:9月部会報告「再スタート」

開催案内:米欧回覧実記輪読会/英書輪読会

これまで毎週金曜日に国際文化会館で開催してきた『米欧回覧実記を読む会』は、9月以降、開催場所が日比谷図書文化館に変更、名称は『米欧回覧実記輪読会』となりました。

原則として、毎月第三水曜日13.00-14.40に開催、その後、15.00-17.00に『英書輪読会』が同会場で開催されます。

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