5 堂々たる日本人知られざる岩倉使節団 

このタイトルの本が11月初旬に祥伝社から出版されることになりました。(四六版ハードカバー、270ページ)

副題に「この国のかたちと針路を決めた男たち」とあり、岩倉使節団を紹介しながら、そこにかつて存在した「堂々たる日本人」の姿を浮かびあがらせようという企画です。

私としてはこれまで「映像の会」をやってきて大変気掛かりなことが一つあります。それは映像だけを見て、「ふ~ん、わかった。なんとなく大名旅行的ですね…」という感想であり、「それで、この旅は何か役にたったの?」という声なき声です。

これはそこまで言及できなかったシナリオにも問題があるのでしょうが、「映像」での私の意図はまず最初に「旅を時系列で紹介する」という点にあるので、「映像」はあくまでもイントロダクションだと理解して欲しいのです。

ですから今回の本では、映像で伝えられなかった部分を中心にして、「使節は明治国家に何をもたらしたのか」、「留守政府はどうしていたのか」、「外国人の目にはどう映ったのか」、「現代のわれわれにとってこの使節はどんな意味があるのか」などの疑問になるべく答えようとしています。

つまり序論の「映像」に続く「本論」ということになりましょうか。もっともそれにしては試論的なので「本論の序論」というべきかもしれません。いずれにしろどこまでその意図が達せられたかわかりませんが、是非ご一覧願いたく、また友人、知人の方々にご推薦いただきたく存じます。

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