実記輪読会:夏休み特集 8月部会報告「教育現場における岩倉使節団の採り上げ状況」

日時:令和元年8月21日 13:30~16:30
場所:日比谷図書文化館4Fセミナールーム
演題:「教育現場における岩倉使節団の採り上げ状況」
講師:福山市立駅家東小学校 教務主任 杉原 進先生

今月は実記輪読に代わり、広島県福山市駅家(エキヤ)東小学校教務主任杉原進氏をお招きし教育現場での岩倉使節団の採り上げ状況について講演頂き、意見交換を行った。

杉原先生は、2004年の教育勉強会(セミナー)の「岩倉使節団」模擬授業に感動され「いつかはああいう授業をしてみたい」という思いを持たれた由。2009年頃から調査・資料収集を始められ、2017年ご自身で初めて岩倉使節団をテーマに公開授業を行った。その際収集資料の中に泉理事長の「堂々たる日本人」もあった縁から、当会に連絡が入りDVDをお貸しする経緯となった。

本年10月7日に教師生活の集大成として、校区の研究授業で「岩倉使節団」模擬授業を計画されている処、意見交換を目的に上京されることとなり当会合を企画した。当日は、塚本副理事長以下会員14名が参加した。

杉原先生より、経緯、授業内容の説明があり、模擬授業形式で、意見・感想等幅広く意見交換した。

当方会員より、当初計画の10か月より大幅に行程が延びた(632日、13か国)のは予期せぬ出来事(ソルトレークの大雪、天皇の委任状をとりにトンボ帰りなど)・本国からの追加調査要求が大幅に増えた・団員の好奇心も膨らんだことなどが要因、彼我の比較は「負けていたか」ではなく「遅れていたか」の表現の方が適切、政府要人トップが自ら見て感じたことが後の国の発展に大きく寄与した、キャッチアップ期間は条約改正までの40年ではなく「40年前」の欧米が当時の日本の状況と同じでありしたがって40年あれば追い着けると考えたというのが実際ではないか、福山出身の開国派老中阿部正弘を採り上げ岩倉使節団に繋げるのも一案、等々意見・解釈を述べた。

杉原先生から、得るところが沢山ありました、と謝意の言葉を頂き散会した。場所を移して行われた懇親会には泉理事長も参加した。

(冨田兼任記)

 

 

 

 

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