「部会/催し 報告」カテゴリーアーカイブ

部会、催しの報告(非会員用抜粋)

I Café Music: 6月部会報告

i-Cafeは、新しいお客様をぜひお迎えしようと、今回西荻窪の グランドピアノを備えた『響』に移して、DVD『岩倉使節団の米欧回覧』を改めて最初から見ることにしました。 第一部のお話には、久枝譲冶元オマーン大使を迎えて、『広島原爆ドームの世界遺産化をめざして:日米外交秘話』と題して、複雑な外交交渉の苦労話をご披露頂きました。 第二部のミニ・コンサートには、新年会のミュージカル『オペラ座の怪人』で好評を博したソプラノの中澤孝子さんに、『Cats』『West... 続きを読む

歴史部会:5月部会報告「西郷どんを奔らせた薩摩藩の名君:島津斉彬」

歴史部会:5月部会報告「西郷どんを奔らせた薩摩藩の名君:島津斉彬」 日時:平成30年5月7日(月) 14時~17時 場所:国際文化会館 プレゼンター:小野博正(会員) 参加者:18名 鹿児島の照国神社に祀られている島津斉彬は、名君に恥じない。薩摩藩が明治維新の実現に最も貢献したことは異論の余地がないが、その薩摩藩の国父・島津久光や藩士・小松帯刀、西郷隆盛、大久保利通らを幕政改革から、やがて倒幕へと走らせたのは“斉彬の御深意”(先君の遺志)である「御一新」「日本一致一体論」「殖産興業、富国強兵」「開国と貿易」「夷を以て夷を制する文明開化」を誠実に追求することにあった。 島津家の高祖・忠久は源頼朝の落とし子とも言われ、筆頭公家・近衛家の島津荘の守護職を務めた。近世では将軍・11代家斉、13代家定に代々の藩主の娘を正室に送り込み、斉彬の正室・英姫は一橋家・徳川斉敦の娘であり、公家と将軍家とに華麗な閨閥を築いていた。 斉彬は曽祖父で蘭癖大名と言われた重豪に似て、蘭書を読み漁り、西洋知識の森羅万象に興味を示し、それを嫌った父・斉興に嫌われて、藩主になったのは43歳の時である。治世は1851―58年のわずか7年間であったが、その間にまさに回天の基礎を敷いた。老中・阿部正弘から幕臣、岩瀬忠震、川路聖膜、江川英龍、勝海舟、大久保忠寛や藤田東湖、佐久間象山らと交わり大船建造、海防・軍備等幕政を建言し、水戸の斉昭、松平春嶽、徳川慶勝、伊達宗城、山内容堂らと幕政論をリードした。蘭学者・杉田成卿、坪井芳洲、戸塚静海、高野長英、渡辺崋山や川本幸民、松木弘安らに蘭書の調査・翻訳を依頼し、富国の材料となる化学物質(硫酸、塩酸、硝酸等)、洋酒と甘藷アルコール、陶磁器や釉薬、氷砂糖、白砂糖、櫨蝋、樟脳、晒し法、塩田・石炭探索、水力利用、養蚕、ガラス、皮革鞣し法、製紙、農具製法など民生的産業、反射炉、製鉄、鋼精錬で大砲、ゲーベル銃、雷管機銃など防備、写真術、電信、電気、地雷、鉱山爆発法から、軍艦、蒸気船製造まで、自ら企画・開発・実験を指導した。これらは集成館事業として結実し、領地を巡幸して農業こそ国の基本と農業改革を進め、一癖ある人こそ有為に役立つと人材登用・開発に努めた。琉球経由外国留学生派遣指示したのも斉彬であった。幕末・明治維新の諸政策は、まさに先君の遺志の実現であった。 (文責:小野) レジメは会員ページ(要パスワード)に掲載。       ... 続きを読む

GJ研究会:4月部会報告「21世紀からの日本への問いかけ」

GJ研究会:4月度部会報告「21世紀からの日本への問いかけ」日時:平成30年4月14日(土曜日)14:00~17:00 場所:国際文化会館 講師:石渡慧一氏(経済産業省 貿易経済協力局通商金融課、 貿易振興課(併任)政策審議室課長補佐) プロフィール:国際基督教大学(ICU)卒、東京大学大学院卒  2013年 経済産業省入省、経済産業政策局企業行動課配属  2015年 通商政策局アジア大洋州課 2016年 貿易経済協力局資金協力課 2017年 現職 参加者(順不同・敬称略) 与賀田正俊、泉 三郎、岩崎洋三、植木園子、植木 潤、大森東亜、太田裕子、小野博正, 近藤義彦、塚本 弘、西井千太郎、西川武彦、政井 寛、窪田亘弘、桑名正行、小泉勝海、柳瀬和之、田中壮太郎、堀江 興、持田鋼太郎、中島由美、保田邦雄、栗原 潤、畠山朔男 議事要旨 経済産業省若手から、次官・若手未来戦略プロジェクトについて、前回に続いて講演をしてもらった。今回の講師も、前回の菊池さんと同様の入省5年目の石渡慧一さん。「21世紀からの日本への問いかけ」というディスカッションペーパーに基づき、講演をしてもらった後、議論をした。 AI、I... 続きを読む

i-Cafe-music:4月部会報告「総集編」

i-Cafe-music:4月度部会報告「総集編」 日時:平成30年4月29日 14時~17時 場所:シェア奥沢 2014年8月にスタートしたi-Cafe-music@シェア奥沢も今回で 20回目を迎えました。 一区切りということで、『総集編』として、第一部のお話は 泉三郎代表に『岩倉使節団の土産は何だったのか?』と題して 岩倉使節団の意義を熱っぽく語っていただきました。 第二部ミニ・コンサートは、『幕末・明治の西洋音楽』と題して、ペリー来航時の『ヤンキードゥードゥル』、戊辰戦争時の『宮さん宮さん』に始まり文部省唱歌に至る西洋音楽の導入状況を、ピアノ植木さんの選曲の下、お馴染みソプラノ武藤弘子さん+i-Cafe... 続きを読む

歴史部会:4月部会報告「大倉喜八郎の旺盛な企業家精神」

歴史部会:4月部会報告「大倉喜八郎の旺盛な企業家精神」 日時:4月16日 場所:国際文化会館404号室 4月歴史部会は、東京経済大学名誉教授、大倉文化財団理事長の村上敏彦氏をお招きして『大倉喜八郎の旺盛な企業家精神』のお話を伺った。参加者:22名。 城山三郎に「野生の人びと」と松永安左衛門と並び称された大倉喜八郎は、越後・新発田の商人の子に生まれ、丹羽伯弘に知行合一の陽明学を学び、18歳で単身江戸に出て、丁稚奉公から始め、幕末に鉄砲商として起業する。民間人初の欧米視察で岩倉使節団と現地で交流し帰国後、日本国内での「居貿易」から「出貿易」の時代と見て、いち早くロンドン支店を設置し、薩長土肥関係商人に対抗して自立する。 渋沢栄一を生涯の盟友として東京商法会議所設立に参画、商法の近代化に努める一方で、貿易協会や大倉商業学校を設立。中国・朝鮮・ペルシャ・トルコ・インド貿易の先駆者となる。東京電燈、東京電力、銀座にアーク灯点灯、サッポロビール、帝国ホテル、ホテル・オークラ、帝国劇場、土木建設(大成建設、鉄道、地下鉄、鹿鳴館、歌舞伎座)、製材(秋田木材)・製紙(特種東海製紙)、製靴(リーガル)、製革(ニッピ)、日清オイリオ、浅草パノラマ館や数々の国内外鉄道事業で大倉財閥の基礎を築く。特に中国では製鉄所など、日本初の対中投資に踏み切り、中国同盟会結成大会に大倉邸を提供、辛亥革命に関わり孫文らと交わる。 自助、努力、誠意がモットー。株、相場、銀行はやらぬ主義が災いして、財閥解体後の戦後の財閥復活がならなかった。90歳で山登り、14歳からの狂歌、一中節、本阿弥光悦流の書、大倉集古館など、仕事は西洋近代風、趣味は江戸情緒的、前近代・アジア風で陽気で洒脱な人柄。振る舞いは派手で陽徳。石門心学の商人道で資本の論理と倫理・道徳のバランスを保つ。責任と信用。「言葉の命を重んじる」「信用なきは首なき人と同様なり」は、今の政治家、企業家、役人に聞かせたい言葉。やはり、近代の巨人であった。(文責:小野博正) ... 続きを読む

広島の小学校で『岩倉使節団』の授業が行われました。

昨夏、広島県の小学校の先生から、「6年生に岩倉使節団の授業を計画している、ついては御会のDVD『岩倉使節団の米欧回覧』を貸与願えないか?」とのご依頼をメールで受けた。 若い人たちへの啓蒙は当会としても望むところであり、泉さんの協力も得て、無償で貸出した。授業は10月に全校の先生が参観する中で行われ、大成功だった由で、下記の様な丁重な礼状をいただいた。 『今回は本当にありがとうございました。貸していただいたDVDを何回も拝見させていただきました。藁をもすがる気持ちで頼んだのを惜しみもなく貸していただいたこと、そして「堂々たる日本人」という本に出会えたことに感謝しています。これも何回も拝読させていただきました。 続きは会員のページ(要パスワード)で。 ... 続きを読む